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令和3年度「ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業」に実証協力者として参画
リフェコ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 山森卓夫 以下、リフェコ)は、経済産業省が一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)を通じて公募する実証事業「蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金(ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業)、以下本実証」に実証協力者として参画します。10月上旬から1月中旬の約4ヶ月、九州地域の法人・個人を対象として本実証事業を行います。リフェコは令和2年度より本実証に参画しており、本年度で2年目となります。
■本実証の概要
本実証は、エフィシエント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:坂越 健一 以下、エフィシエント)を幹事社とした2社でコンソーシアムを構成し実証事業を行います。リフェコは実証協力者として、実証参加者を対象に本実証の概要を説明し、参加者を募集する役割を担います。
今回の取り組みでは、卸電力市場価格等に連動した時間別料金(=ダイナミックプライシング)を設定し、電気自動車ユーザーの充電時間シフトを誘導します。その実施内容のデータ等を取得し、効果を検証します。
本年度は、実証参加者がダイナミックプライシングを取り入れる前の充電行動のデータも取得し、電気自動車ユーザーの充電行動の変化を計測・分析していきます。
■本実証で期待できる効果
これまで日本の電力システムは、発電量を需要量に合わせることで安定した電力供給を維持してきましたが、東日本大震災に伴う電力需給のひっ迫をきっかけに、従来の電力システムの脱却が叫ばれています。そこで時間帯ごとの電力需要に応じた電気料金を設定することで、電力需給の安定化を目指します。電力利用者には従来と比べて電気料金の節約となり、社会全体としても電力供給システムの効率化に繋がります。
また、電気自動車普及に伴う充電時間帯の集中による電力への負荷増大への対策としても期待されています。
■本実証参画の目的
リフェコは「タフな地域コミュニティづくり」、つまり地域内でエネルギーが循環する持続可能かつ自立した地域社会構築を目指して、太陽光発電システムを軸にしたビジネスの拡大を行っています。
本実証参画もその一環であり、電力の需給バランス調整によって効率的な電力利用につながると考えており、エネルギーの地産地消を推進するための重要な要素と捉えております。実証事業への参画に取り組むとともに、太陽光発電システムやVH2の普及拡大に努めてまいります。それにより「タフな地域コミュニティ」の実現を目指します。
■本実証関係会社
・リフェコ株式会社について
設立 :1995年5月
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目3番11号
代表者:代表取締役社長 山森 卓夫
URL:https://www.lifeco.co.jp/
・エフィシエント株式会社について
設立 :2015年6月
所在地:東京都南区白金1丁目27番6号
代表者:代表取締役 坂越 健一
URL:http://eft-jp.com
【本件に関するお問い合わせ先】
リフェコ株式会社 営業推進部:辻・武田
TEL:092-475-5200 FAX:092-475-5201
受付時間:9:00~18:00(土日祝を除く)